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モディリアニとカンディンスキー [美術・絵画]

今回のロンドン滞在中に運良くめぐり合った展覧会が2つありました。まず一つ目は細長くデフォルメした顔とアーモンド形の目の人物画で有名なアメデオ・モディリアニ(Amedeo Modigliani)の展覧会。会場は現代作品中心なのに高い入場料を取るのでいつもは行かないロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ(Royal Academy of Arts)でした。

入場料は、たった4部屋のモディリアニ展を見るだけで大人8ポンド(約1600円)!!高いな~と思いつつも、好きな画家なので行くことにしました。モディリアニは以前日本で開催された展示会で、あのデフォルメされた肖像画を見て「流石にこれはモデルの人に失礼じゃない?」等と笑っていたら、絵の隣に飾ってあった写真の顔の特徴がバッチリ捉えらていて母と爆笑してしまった経験があったので、今回もその人の肖像画を見つけて2人でニヤニヤしてしまいました(^_^;)ちなみに、その人はポール・ギョーム(Paul Guillaume)という絵のディーラー↓です。

  
 本人               今回の肖像画        前回見た肖像画

しかし、「モディリアニのモデル」をテーマにした展示の今回一番ツボにはまったのがピカソの肖像画。この目とか唇とか、正にピカソそのまんま!(笑)ちょっとキザっぽい性格やボーダーのシャツなど、笑っちゃうくらい「ピカソ」を表現していると思いましたが、どうでしょうか。展覧会の内容は結構楽しめたので満足でしたが、丁度大声の解説付ツアーが始まってしまってなかなかゆっくりとは回れなかったのだけは残念でした。

 


そして二つ目は、テート・モダン(Tate Modern)で大々的に開催されているワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)の展覧会。こちらはネット上でも疑似体験できますので、興味のある方は上記リンク先のページにあるRoom Guideをクリックしてください。著作権の関係で画像が載っていない絵も多数あるのがちょっと期待はずれですが、大体のイメージはつかめると思います。こちらは大人10ポンド(約2000円)でモディリアニ展より高額ですが、展示作品数を見れば納得の金額。広いテイト・モダンの展示室を使い切った大作揃いで、見終わった後眩暈がするくらいでした(笑)

詳しい展示内容はdognorahさんが書いてくださっていますので省略~。展示内容は彼がどのようにして具象画からあの有名な抽象画を描くようになったのか、という変遷を追う内容でした。当然、初期のロマンティックな具象画や、ムルナウという村で恋人と同棲しながら描いたカラフルな色使いの絵の数々も展示されていて、いわゆるカンディンスキーのステレオタイプとは違う面も見られて新鮮でした。

  CompositionVI

  Composition VII

個人的に嬉しかったのは、数年前京都で行われたカンディンスキー展でも感動したComposition VI、VIIの巨大な2作品に再会できたこと。あの絵なら何時間でも見ていられますね~。カンディンスキーの試行錯誤と、その末にたどり着いた抽象の世界を存分に楽しめる展示でした。


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コメント 4

dognorah

モディリアーニは始まってすぐにいろいろ多忙になったので今月の楽しみに取ってありますが、展示数が少ないようなので行く前からがっかりしています。

カンディンスキーの抽象画は大好きですが、あのムルナウの絵を見ると心が休まる気がします。
by dognorah (2006-08-07 07:15) 

Sardanapalus

dognorahさん>
>展示数が少ないようなので行く前からがっかり
そーなんですよー。アレだけ払ってこれかい!って思いますけど、テーマに統一性があって、内容がぎゅっと詰まっていることは確かです。彼の彫刻作品が見られるのも利点でしょうか。

カンディンスキーは、ムルナウの頃のカラフルな絵も大好きです。
by Sardanapalus (2006-08-08 20:00) 

カンディンスキー、画風の変遷をみると興味深いですよね。最終的なあの静謐さに行くまでの変化が。
by (2006-08-12 01:17) 

Sardanapalus

gonさん>
>最終的なあの静謐さに行くまでの変化
試行錯誤の過程を見られて興味深い展覧会でした。この時代以降の絵は以前山ほど見たので、記憶の中で繋げて余韻を楽しんでいます。
by Sardanapalus (2006-08-12 19:40) 

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